武家屋敷群の残る古い町で、十五代続く旧家を継ぐクライアントは、刀剣や兜の収集を趣味とされています。ご夫妻が大切にされている美術品をいつも身近に楽しめるよう、吹抜けのギャラリースペースをデザインしました。
自然が残るこの土地で、近くの川に生息する美しい白鷺にインスピレーションを受け、鳥が羽ばたくような家をデザインしました。両翼は、プライベートスペースと客間に分かれています。広げた翼には、伝統を受け継ぎながら、未来へ羽ばたいていくイメージを託しました。